研究発表＆シンポジウム「海を渡った日本人教師」【6/3】 [ 2023/04/04 ]
研究発表＆シンポジウム「海を渡った日本人教師」
――『新世紀人文学論究』第7号刊行によせて――
新世紀人文学研究会主催
このたび、『新世紀人文学論究』第7号の刊行を記念して、同誌の特集「海を渡った日本人教師」をめぐる研究発表、シンポジウムを開催することといたしました。
ご多用の折とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
[趣旨]
新世紀人文学研究会では新世紀の時代にふさわしい学術連携、学際研究をめざし、これまで種々の活動を行ってまいりました。今回は、特集に掲げた標題に関して、数名の研究発表を企画しました。海を渡った日本人、日本語教師が何を残し、何を記憶として私たちに警鐘を鳴らしたのかを、議論していきたいと思います。
日時2023年6月3日（土）午後1:00～5:30
場所オンラインによる開催
参加希望者は下記までお申し込みください。（参加費無料）
＊新世紀人文学研究会事務局（酒井順一郎）：j.sakai@ip.kyusan-u.ac.jp
～～～～～～プログラム～～～～～～
発表20～25分、質疑5～10分。一部変更も生じる場合がございます。
総合司会土屋洋（名古屋大学、新世紀人文学研究会研究会委員長）
1:00―1:05
開会の挨拶
上田崇仁（南山大学人文学部、新世紀人文学研究会副会長）
1:05―1:15
『新世紀人文学論究』第7号概要説明
伊月知子（愛媛大学）
【基調講演】
1:15～1:40
産業人材育成と日本語教育の真価
――タイ国、ＴＰＡ設立５０周年記念式典に参加して――
田中寛（新世紀人文学研究会会長、大東文化大学名誉教授）
【研究発表】
1:40－2:10
ジェンダーからみた善隣回民女塾と是永章子・俊子
酒井順一郎（九州産業大学国際文化学部）
2:10－2:40
中華民国汪精衛政権期青島特別市における小中学生日本語作文について
山本一生（鹿屋体育大学スポーツ人文・応用社会科学系）
2:40―3:10３
朝鮮人「満洲」移民の戦争体験に関する一考察―移民体験者の戦争の記憶を中心として―
朴仁哲（社会理論・動態研究所研究部）
3:10－3:20～～～～～休憩～～～～～
3:20－3:50
偽満州国と植民地朝鮮の小学校日本語教育体制の特質
―｢在満朝鮮人｣学校に見られる両植民地の教育体制の縮図を手がかりとして―
徐雄彬（中国・東北師範大学外国語学院）
3:50－4:20
金子光晴｢マライの健ちゃん｣と南方特別留学生オマールの夢
―マレーシアジョホール州より―
檜山純子（マレーシア・トゥンフセインオン大学語学センター）
4:20－4:50
平和共存をめざす日本語学習と歴史学習の統合可能性
―言語・文化と歴史との関連付けを手掛かりに―
松永典子（九州大学大学院比較社会文化研究院）
4:50－5:20
討論「海を渡った日本人教師」とその後
司会伊月知子（愛媛大学）
5:20－5:30
閉会の言葉（新世紀人文学研究会入会のお知らせ、次号の特集案内など）
酒井順一郎（九州産業大学国際文化学部、新世紀人文学研究会事務局長）
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