2月15日(金)研究会「市民運動における編集の力」(講師：荒川美智代氏) [ 2019/02/06 ]
熊本学園大学付属海外事情研究所 2018年度第4回研究会
「市民運動における編集の力―その現実と課題―」
日時：2019年2月15日(金)13:00～14:30
会場：熊本学園大学 本館３階 特別会議室
講師：荒川美智代氏
(『季刊中帰連』編集者・「撫順の奇蹟を受け継ぐ会」事務局長)
[参加無料]
第二次大戦に勝利した連合国が日本やドイツに対して行った戦犯裁判は広く知られているが、大戦終結後の1949年10月、新たに誕生した中華人民共和国に1000名余りの日本人戦犯が拘留されていたことはほとんど知られていない。彼らは遼寧省の撫順と山西省の太原でそれぞれ拘留され、戦犯管理所において認罪学習を施され、日本の侵略戦争に関する反省を経て、1956年夏にその大部分が帰国した。帰国後、彼らは「反戦平和・日中友好」を掲げる中国帰還者連絡会（中帰連）を設立し、2002年4月に解散するまでの45年間にわたって活動を展開した。その活動の過程で創刊された機関誌が『季刊中帰連』であり、中帰連解散後も「受け継ぐ会」によってその刊行が続けられている。雑誌の刊行を通じて展開される「反戦平和・日中友好」の市民運動の実際とその課題をその編集者が語る。
<申し込み・問い合わせ先>
熊本学園大学付属海外事情研究所(担当：学術文化課)
月～金 8:45～17:15(12:30～13:30を除く)
Email: kaigai@kumagaku.ac.jp / FAX: 096-364-5201(専用)
〒862-8680 熊本市中央区大江2-5-1 TEL: 096-364-8731(直通)
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