「クジラの文化、竜の文明」(大澤昇著)信濃毎日新聞で紹介! [ 2016/05/02 ]
「写真」は古い漢語で「肖像画」を意味したなど、同じ字でも日本と中国ではニュアンスに違いがみられることが多い。中国語辞典の編集も編集してきた著者がさまざまな「違い」を実例で示す。
料理などを例に、中国文化は「火」、日本文化は「水」が象徴すると論を展開。李白の詩、松尾芭蕉の俳句から感性の違いも指摘する。
文化摩擦は日中両国の文化の「融合の苦しみ」。相互理解が進み、普遍的な「地球文明」が生まれる可能性にも言及する。
信濃毎日新聞 2016年(平成28年)1月10日(日) 読書面
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