「夢・大アジア」創刊号が産経新聞で紹介されました。 [ 2014/11/14 ]
※「産経新聞」11月14日朝刊(九州・山口版)にて紹介されました。
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圧政下の声なき声を聞け
オピニオン誌「夢・大アジア」創刊
中国共産党政権に抑圧されるチベットやウイグルなど、諸民族の
解放を目指す季刊オピニオン誌「夢・大アジア」(A5判)が創刊された。
各地の独立運動、民主化運動のリーダーや国際政治の専門家らが寄稿
した。編集を担当するNPO法人「夢・大アジア」(福岡市、石井英俊理事長)
によれば、地方発のオピニオン誌はめずらしいという。(奥原慎平)
創刊号(192ページ)では、チベット出身の国際政治学
者、ペマ・ギャルポ氏や、亡命ウイグル人による組織
「世界ウイグル会議」幹部のイリハム・マハムティ氏
らが、チベット自治区や新疆ウイグル自治区における
中国共産党による民族弾圧の実情を記した。
この中でマハムティ氏は、ほかの村への移動やコ
ーラン購入が制限されていることや、漢民族に仕事を
奪われるなど、自治区とは名ばかりの現地の情報を報
告した。
編集長も務める石井氏は、幕末から先の大戦にか
けて福岡を拠点とした政治団体「玄洋社」の精神を引
き継ごうと、平成24年にNPO法人を結成し、講演会
などを開催してきた。
創刊号の巻頭言では、こう記した。
「中国の圧政のもと、チベットでは130人を超え
る焼身抗議者が続くが日本は沈黙を保っている。戦後
の日本は平和というが、目の前の非道を知らぬふりを
することで保たれてきた。それが本当の平和と呼べる
のか」
石井氏は「自由に発言できないチベットやモンゴ
ル、ウイグル人の意見の受け皿となろうと創刊を決め
た。アジアと日本の、歴史と今に関してはどこよりも
詳しい雑誌を目指す」と語った。
1千円(消費税抜き)。インターネット通販のアマ
ゾンや、全国の大型書店で購入できる。問い合わせは
NPO法人「夢・大アジア」(TEL 090-8913-8871)
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