『九州産業大学で学ぶ基礎中国語Ⅰ』が、西日本新聞で紹介されました。 [ 2013/05/02 ]
中国語の教科書完成
九産大がオリジナル 身近な話題で興味深く
九州産業大学(福岡市東区)の中国語教員たちが同大オリジナルの教科書を作った。九産大生を主人公にした設定で、身近な話題を通じて中国語を学べるほが特徴。九州・福岡の地名も登場し、ローカルに徹した教科書は珍しいという。本年度から中国語の授業を選択した1年生全員がこの教科書を使っている。
同大の石川泰成准教授(中国古典学)によると、市販の教科書の例文は一般的な会話が中心。学生が中国語を身近に感じることができず、学習意欲が継続しない要因となっていたという。
新しい教科書では、主人公の九産大生が、中国人留学生との交流を通じて言葉を学ぶ。学内に実在する国際交流センターで待ち合わせたり、福岡市・天神で映画を見たりするなどの場面があり、実際の会話で使えるフレーズを盛り込んだ。音声を石川准教授の研究室のホームページからダウンロードできる。
同大の中国人留学生は約500人。石川准教授は「この教科書を手に留学生と会話を楽しんでほしい。今後、地元に徹した教科書が増えていくのではないか」と話す。
「九州産業大学で学ぶ基礎中国語 Ⅰ」(中国書店)は1890円
西日本新聞 2013年(平成25年)4月22日 月曜日
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