書名 : 梁書(全3冊)点校本二十四史修訂本(平装)
編著者 : 〔唐〕姚思廉撰
出版社 : 中華書局
定価 : 8,250 円
出版年 : 2020/05 月
梁書 1-3(修訂本) /點校本二十四史修訂本
『梁書』五十六巻は南朝蕭梁王朝(502-557)の五十年余りに及ぶ歴史を紀伝体で記述した正史である。本紀六巻、列伝五十巻からなる。629年(貞観3年)に唐朝の史家・姚思簾が自らの父である姚察の遺志を継いで完成させた。1973年に中華書局から刊行された『梁書』点校本は、百衲本及び明南監本、北監本、汲古閣本、清武英殿本、金陵書局本を相互に校正。また『南史』、『冊府元亀』、『資治通鑑』と『資治通鑑考異』の関連内容も参照し、張元済、張森楷による二種類の校勘記稿本と銭大昕の『二十二史考異』の校勘成果も取り入れている。今回の修訂本は1973年版の「一種の版本に依らず、数種の版本を相互に校正して最適を選択」するという整理方針を転換。百衲本を底本とし、「中華再造善本」影印上海図書館蔵宋刻宋元递修本(略称:三朝本)と殿本を通校本に、南監本、北監本、汲本、局本を参校本として、再度の校勘を施した。三朝本の欠落部分については、日本静嘉堂文庫及び内閣文庫所蔵の二種類の三朝本を参照して校正している。これまでの校本成果を尊重するという前提の下、各種版本の相互校正に基づき、本校法、他校法、理校法を充分且つ慎重に運用。清代以降の、特に『梁書』点校本が出版されて以降の学術界の校勘・研究成果を広範に収集、参照し、本文の正確性、校勘の精度、標点の合理性の全てにおいて高い水準を有する修訂本を完成させた。
本书是点校本《梁书》修订本的平装本。《梁书》五十六卷,包括本纪六卷、列传五十卷,是记述南朝萧梁王朝(502-557)五十余年历史的纪传体史书。《梁书》是唐朝史家姚思廉,奉敕在其父姚察所撰遗稿基础上修成,于贞观十年(636)成书。中华书局1973年出版的点校本《梁书》,以百衲本及明南监本、北监本、汲古阁本,清武英殿本、金陵书局本互校,择善而从,参考了《南史》《册府元龟》《资治通鉴》和《资治通鉴考异》的有关部分,并汲取了张元济、张森楷两种校勘记稿本及钱大昕《廿二史考异》等书的校勘成果。本次修订,改变原来“不主一本,择善而从”的整理方式,以百衲本为底本,以“中华再造善本”影印上海图书馆藏宋刻宋元明递修本(简称三朝本)、殿本为通校本,以南监本、北监本、汲本、局本为参校本,三朝本阙页部分,参校了日本静嘉堂文库及内阁文库所藏两种三朝本。在尊重原点校本成果的前提下,以版本对校为基础,充分运用本校、他校,审慎使用理校,广泛收集并充分参考清代以降尤其是点校本《梁书》出版以来学术界的校勘与研究成果,对原点校本作适当修订和完善,纠正错讹,统一体例,弥补不足,形成一个文本准确、校勘精良、标点合理的修订本。
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