書名 : 南村輟耕録(歴代筆記叢書)
編著者 : [明]陶宗儀撰/王雪玲校点
出版社 : 上海古籍
定価 : 5,500 円
出版年 : 2022/09 月
南村輟耕録 /歷代筆記叢書
「南村輟耕録」は元末明初の陶宗儀撰の筆記。元末の1366年に書かれており、主に宋・元の筆記雑著の摘録を主要内容とする。元代の政治・制度・風俗・文化などを幅広く記録したものとして史料的価値が高い。本書はその整理点校本。縦組繁体字。
作者の経歴、耳にした目録や閲覧の成果も交えて、宋、元人の筆記雑文を摘録。元代社会の掌故、典章、文物を保存し、小説、演劇、書画と関係詩詞などに論及。今回、玉蘭草堂本を底本、元末初刻本、明初本、戴珊本を主校本とし、徐球重修本と『津逮秘書』本を交えて整理。(繁体字縦組)
陶宗仪所撰《南村辍耕录》是元末明清笔记杂著中的杰作,也是了解元末明初社会的珍贵资料,文献、学术、史料价值兼而有之。《辍耕录》成书后,刻本綦多,质量参差,清人著录已多有混淆。明刻本系统优于元刻本系统,其中玉兰草堂本佳,戴珊本劣,因潘祖荫著录时误戴珊本为元刻,陶湘据以覆刻,张元济据以影印,导致后来的整理本均以戴珊本或出自戴珊本的本子作底本,因而存在大量错误。现有整理本除中华本外均称校点本,实则仅本稿作者完成的辽教本附有校勘记。现选用玉兰草堂本作底本重新整理,为学界提供一个高质量繁体版整理本。
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