書名 : 漢学師承記箋釈（附経師経義目録、漢学師承記続記）（修訂本）全2冊
編著者 : [清]江藩，趙之謙著/漆永祥編
出版社 : 北京聯合出版公
定価 : 9,900 円
出版年 : 2022/05 月
漢學師承記箋釋（附經師經義目録、漢學師承記續記）（修訂本） 上、下
「漢学師承記」（「国朝漢学師承記」）は清代の著名な学者・江藩の代表的著作。清代の経学家56名の伝記を主体とした清朝経学の学術史。本書はその整理校釈本で、上海古籍出版社「清代學術名著叢刊」（2006年）の修訂本。
清初の南北で漢学を修めた学者、東呉三恵とその弟子の学、王鳴盛・銭大昕及びその弟子と親族、江藩尊礼の師である王昶・朱筠、江永・金榜・戴震ら徽学の代表的人物、乾嘉時期の南北で漢学を修めた学者、揚州の学、黄宗羲・顧炎武について記述。今回、南京図書館蔵嘉慶二十三年刻本を底本として整理し、版本・源流・人物・史実・典章制度について注釈を加える。(繁体字縦組)
『漢學師承記』は清の江藩が著わした清代経学家の伝記合集。清代漢学の主要特徴を正確に把握し、清中葉考證学の学術淵源、師承関係、学術宗旨、代表人物及び成果得失等を全面的に探究、当時の考證学研究の成果を反映し、最も早く代漢学を全面的に総括、評価した專著。本書は漆教授の30余年に渉る多くの学術成果を収めたもので、初版の訛誤を校訂した修訂本。南京図書館藏嘉慶23年刻本を底本とし、校注本を参考に本書の版本、源流、人物、史実、典章制度に詳しい考辨、注釈を加え、巻末に附録として江藩纂『經師經義目録』、趙之謙纂『國朝漢學師承續記』を付すほか、書中の人名、書名、重要事件、語詞等を内容とする「全書綜合索引」を付す。（繁体字縦組）
江藩最著名的撰著是《国朝汉学师承记》,共八卷,包含56位清代经学家的传记；又有《国朝宋学渊源记》,共二卷,包含40位清代研究或推崇更深的学者的传记。其中《汉学师承记》作为以经师为中心的经学史著作,基本上准确地把握清代汉学的主要特征,全面地探讨清中叶考据学之学术渊源、师承关系、学术宗旨、代表人物及成就得失等,反映了当时考据学研究的最高成就,尤其是凸现经学研究成就,是最早对清代汉学进行全面总结与评价的专著。被胡适选为国学最低限度基本书目之中。该书虽已有整理本,但仍有不产错讹。有鉴于此,本书整理者埋首十余年,将《汉学师承记》的版本、源流、人物、史实、典章制度详加考辨、校释、整理,本书的出版,对于《汉学师承记》的研究,以及清代学及学术史的研究,都有较高的学术价值。
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