書名 : 洪流
編著者 : 程極明著/井手淑子訳
出版社 : 自費出版
定価 : 1,300 円
出版年 : 2022/06 月
「20世紀の3、40年代は、民族の重大な災難の年代で、
国内革命の大決戦の年代であり、南京と上海地区の多くの
青少年が革命の洪流に巻き込まれ、生死の闘争の中で、正
しい世界観、人生観を打ち立て、民族の自覚は階級的自覚
へと高まり、社会主義共産主義の理想を樹立した。彼らは
後に新中国の一大幹部となった。(中略)当時の青少年が
経験した歴史を、文学的形式で再現するのがずっと私の
願望であった。」(「著者あとがき」より)
程極明
男性、1929年6月南京に生まれ、1946年4月南京で中国共
産党に加入する。1947年9月復旦大学新聞学科に合格。新
中国成立後は上海学連に従事、後に上海団(共青団)市委
の上海高等学校団委副書記を命じられる。1955年から
1965年まで団中央国際連絡部に従事し、そのうち1955年
から1958年まで中国学連駐国際学連代表、国際学連書記
局書記となる。《文化大革命》後、江蘇省社会科学院情報
研究所所長及び世界経済研究所所長、研究院となる。4冊
の専門書を出版し7冊の編著、論文を発表した。中国世界
経済学会副会長、現在顧問である。(2005年現在)
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