書名 : 中国の神話神々の誕生(筑摩教養選.10)
編著者 : 貝塚茂樹
出版社 : 筑摩書房
定価 : 1,100 円
出版年 : 1971/05 月
貝塚 茂樹(かいづか しげき、1904年(明治37年)5月1日 - 1987年(昭和62年)2月9日)は、日本の東洋学者、中国史学者。専攻は古代中国考古学。京都大学名誉教授。文学博士。勲二等瑞宝章叙勲、文化功労者顕彰、文化勲章受章。
1928年京都大学文学部史学科卒業とともに狩野直喜に随行して北京を訪れた。帰国後,中国古代史の研究を志し京都大学大学院に進み,32年東方文化学院京都研究所 (現・京都大学人文科学研究所) 研究員となる。戦後ただちに『中国古代史学の発展』 (46) を刊行し朝日文化賞を受賞。 45年妻の実家の養子となり貝塚姓に改姓。 49~68年京都大学人文科学研究所教授・所長。甲骨文字 3000点余の整理に力を注ぐとともに,『中国古代の国家』『殷周古代史の再構築』『孔子』『諸子百家』『韓非子』など中国史関連の多数の著作がある。そのほか,日本の民俗学的アプローチによって中国古典を再解釈しようとした『神々の誕生』,さらには『毛沢東』『孫文と日本』など,近代から現代を扱ったものまで多くの著書を発表した。 84年文化勲章を受章。
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