書名 : 北岳廟壁画
編著者 : 曲陽県文物局
出版社 : 科学
定価 : 19,800 円
出版年 : 2022/01 月
本書は北岳廟の壁画写真を収録する。北岳廟は、河北省曲陽県にある道教寺院で道教五岳の一つ北岳恒山を祀る。1982年に国家重点文物保護単位に認定。徳寧之殿の建築は現存する元代木造建築としては最大のものであり、五岳を祀る道教寺院中でも最古の建築である。徳寧之殿内には3つの壁面に道教思想を表した壁画が描かれている。東西両壁には「天宮図」（元代）。東壁の「雲行雨施図」と西壁の「万国咸寧図」（唐代）は、いずれも高さ7～８メートル・幅17～18メートル、さらに「北岳恒山神出巡図」は高さ8メートル・幅27メートルという巨大な壁画であり、殿内の壁画総面積は500平方メートルに及ぶ。本書には壁画の写真を収録するばかりでなく、北岳廟の文物修復過程の報告も収録している。
北岳庙位于河北省保定市曲阳县,始建于南北朝北魏宣武帝景明、正始年间(公元500—508年)。直至清顺治十七年(公元1600年)前,北岳庙一直是历代封建帝王祭祀北岳恒山的场所。1982年2月23日,北岳庙被公布为全国重点文物保护单位。北岳庙主体建筑德宁之殿是我国现存元代木结构中大的古建筑,也是五岳祭祀中规格高的古建筑。德宁之殿壁画面积达423.65平方米,具有重要的历史、艺术和科学价值。本书为北岳庙的文物修复经历、壁画照片整理披露,对于研究古代建筑、壁画艺术、文物修复具有重要参考意义。
目录
序
概述
一 北岳庙地理位置与历史沿革
二 北岳庙壁画
壁画图版
天神地祇
服饰器具
山水云气
附录
附录一 河北曲阳北岳庙壁画保护修复项目简介 敦煌研究院
附录二 五岳朝会图——河北曲阳北岳庙壁画神祇身份考辨 赵伟
后记
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