書名 : 揚州大学図書館蔵宝巻、全2冊(宝巻文献叢刊)
編著者 : 駱凡、王定勇
出版社 : 広陵書社
定価 : 19,800 円
出版年 : 2021/09 月
揚州大学図書館に所蔵する宝巻101種・版本112部の提要を収録。書名・版本状況・抄写流伝状況・著録状況・文体構造・内容概略・按語などを記し、書影を掲載。状態が良く文献価値の高い清末の抄本宝巻20種を精選して影印。
宝巻は中国における講唱文学の一種。唐中期頃から寺院において流行した俗講(世俗の人に向かってする説法) 直系の芸能で、仏教の教えや因縁談などを通俗的に脚色した物語を地の文と歌詞を結合させて講唱した。元代頃から流行し、明清になって道教や新興宗教においてさかんに用いられるようになった。本書は、揚州大学図書館が所蔵する宝巻101種(版本112部)の目録提要。著録される項目は書名・版本状況・抄写流伝状況・著録状況・文体構造・内容梗概・按語など。
宝卷是一种独特的非物质文化遗产,是我国民间文献的重要组成部分,是传统古籍整理、研究的重要内容。本书收录扬州大学图书馆藏宝卷101种、版本112部的提要,包含书名项、版本情况、抄写流传情况、著录情况、文体结构、内容梗概、按语等,配书影,试图全方位、多角度揭示宝卷的特点及多重价值;另精选20种品相完好、文献价值极高的清末抄本宝卷进行影印,是不可多得的写本文献,为从事俗文学和地方文化研究提供较完善的文本依据和可靠历史资料。对于相关学科的深入研究有积极的推动作用。
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