書名 : 経世大典輯校（全２冊）：中国史学基本典籍叢刊
編著者 : （元）趙世延・（元）虞集等撰周少川等輯校
出版社 : 中華書局
定価 : 9,350 円
出版年 : 2020/05 月
元文宗時期に編纂された880巻の大型政書《経世大典》は、10篇（君事4篇と臣事6篇）と128以上の分類に分けて、漠北興起から文宗朝までの元朝の帝王譜系、詔訓及び職官、礼楽、経済、軍事、法律、匠作関連の典章制度などを記載し、元朝建立以来の典制の演変を総述した集大成作。明初に編纂された《元史》の典拠として多く採用された《経世大典》は明後期に失伝し、清中葉以降に輯佚などの研究成果が見られたが、これまで全面的な輯本はなかった。本書は、《中国史学基本典籍叢刊》の一つ。前賢の研究成果を踏まえ、各種典籍に含まれる《経世大典》の佚文を集録し、全面かつ系統的に点校、整理した。これまででもっとも《経世大典》の原貌に近づいた書と言える。
《经世大典》是元代文宗时期修纂的大型政书。大典八百八十卷,为君事四篇、臣事六篇,十篇之下又分一百二十八类以上,分类记载了元朝自漠北兴起至文宗朝的帝王谱系、诏训,以及职官、礼乐、经济、军事、法律、匠作等典章制度,尤其是总结了元朝立国以来典制的更替演变,是元代典制之集大成者,具有非常高的史料价值。明初修《元史》,多取材于大典。明后期大典失传,清中叶以后才逐渐为学者重视,出现了一些辑佚和研究成果,然至今仍未有一部较全面的辑本。《经世大典辑校》一书在前人辑佚、研究的基础上,更为全面地收录大典现存佚文,最大限度地恢复大典原貌,为学界提供一部便于利用的重要史籍。
本书为《经世大典》的首次系统全面整理（辑佚、点校）。本书辑校的思路清晰明确：以史源学的原则收辑散见于各种古籍的《经世大典》佚文,尽可能恢复佚书原貌,充分体现辑本的还原性和可信度。本书辑佚以《元文类》所存佚文、《永乐大典》残本所存佚文、文廷式辑本、其他史籍文集所引佚文为先后顺序,依次辑入大典框架；佚文有重出者,择善而存,删去重复；又以清人多种辑本为校勘。并收入《进经世大典表》、《经世大典地理图》。辑校本在各类目之下,附有“考校记”,记述佚文出处,考证有关类目的设置和佚文的归属,以及文字取舍的原因,交代异文校勘的情况。文后附录有关记述、考证《经世大典》的诗词、题识、跋语,列《〈永乐大典〉残本所存〈经世大典〉佚文表》等。
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