書名 : 晩清国学期刊輯叢（全12冊）：国学粋編、国学叢刊
編著者 : 上海書店出版社
出版社 : 上海書店
定価 : 132,000 円
出版年 : 2018/01 月
近代知識人は国学刊行物の創刊を通じて国粋発揚を旨とし、中国の伝統文化を保存し、見解を示してきた。清末期の刊行物に鄧実・黄節等が1905年に創刊した『国粋学報』というものがある。その後、沈宗畸等が1908年2月に創刊した『国学萃編』・羅振玉が1911年2月に北京で創刊した『国学叢刊』が次々に登場している。この2つは清末を代表し影響力のある国学刊行物であり、当時の知識人の伝統文化に対する注目および学術成果を反映した貴重な典籍である。『国学萃編』は原題を『国萃一斑』と称し、その後『晨風閣叢書第一集』の名で刊行されている。1908年1月沈宗畸が北京で創刊、半月刊、国学萃編社の編集・出版により1910年に停刊。『国学萃編』は文学類刊行物で中国伝統文化学術研究の参考資料。
《国学萃编》原名《国萃一斑》,后又以《晨风阁丛书第一集》名刊行。1908年1月由沈宗畸创刊于北京,半月刊,国学萃编社编辑并发行,1910年停刊。该刊主编为沈宗畸,主要撰稿人有朱祖谋、孙雄、冒广生、陈衍、冯煦、罗振玉等。刊物所选作品包括名家遗稿、传奇小说、诗词、谜话等共51种著作。《国学萃编》旨在“网罗散佚,甄阐幽隐”,所选诗文宁缺毋滥,意在唤醒国民之精神。该刊对保护国粹、重振国学作出了贡献,使当时一大批国学著作得以面世。
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