書名 : 曾紀沢日記(全5冊):中国近代人物日記叢書
編著者 : 劉志恵整理
出版社 : 中華書局
定価 : 13,200 円
出版年 : 2013/11 月
曾国藩の長男曾紀沢(1839-1890、字頡剛)は、イギリス・フランス・ロシア駐在公使などを歴任し、1881年、彼主宰の外交交渉により、中国がロシアと「イリ条約」を結び、ロシアに占領されたイリ地方の大部分の返還に成功した清末の著名な外交官である。本書は、同治9年(1870年)から光緒16年(1890年)にかける20年間の曾紀沢の日記に整理・校正を加えて収録する。その内容は、軍政要務、外交談判、交友往来、奏稿密電、書札筆談などにわたり、史料価値が高い。
曾纪泽(1839—1890)字劼刚,湖南双峰荷叶人,曾国藩之子。同治间历使英、法、俄诸国,与俄人力争,毁崇厚已订之约,更立新议,交还伊犁及乌众岛山,帖克斯川诸要隘,有功于新疆甚大。官至户部左侍郎。卒谥惠敏。纪泽学贯中西,有诗古文及奏疏若干卷传世,后人辑有《曾纪泽遗集》。
本书所收为现存曾纪泽全部日记,起自同治九年(1870),讫于光绪十六年(1890),历时二十年,举凡军政要务、外交谈判、交游往还,无不笔之于日记,其中不乏奏稿密电、书札笔谈,具有较高的史料价值。
|
|