書名 : 肩水金関漢簡釈文合校
編著者 : 姚磊
出版社 : 中国社会科学
定価 : 9,900 円
出版年 : 2021/06 月
『肩水金関漢簡』は1970年代に甘粛肩水金関遺跡で出土した漢代の簡牘。数量は約11000枚。前漢中晚期から後漢初期に書写され、簡上の文字は当時の漢字の様相を反映する。本書は『肩水金関漢簡』の釈文1300余条に注を付け、誤った文字を校勘。学界既存の意見をまとめて評価を下す。
『肩水金関漢簡』5巻15冊について全面的に検討した上で、『肩水金関漢簡釈文合校』は『肩水金関漢簡』の難解字語について細かく考釈し、按語形式で注解を施す。誤っている文字の修正・釈読の新たな観点の発表などすでに得られた成果をもとに学界の説を整理・評価・考察したものは1400余項にも及ぶ。本書が全面的に正確な西北漢簡の釈文を打ち出したことは簡文理解の深化し、過去の研究の不足を補い、一部の字句に関する論争や分岐の解決にとって助けとなっており、『肩水金関漢簡』研究の整理・総括・推進に大きな意義を有している。
在对《肩水金关汉篛》五卷十五册进行全面研读的基础上,《肩水金关汉简释文合校》对《肩水金关汉简》的疑难字词进行了细致的考释,并以按语的形式进行注解:校对错误文字,提出新的释读看法,全面搜集已有成果,梳理学界意见,并进行汇总点评,考订各家观点,涉及1400多条简文。《肩水金关汉简释文合校;提供了全面、准确的西北汉简的释文,有助于加深对简文的理解,弥补以往研究的不足,解决一些字词含义争论难定、分歧太大的问题,既楚对《肩水金关漠简》的一次学术梳理和总结,也能够推动西北汉简及秦汉史的研究。
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