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書名 : 輪回醒世(古体小説叢刊)
編著者 : 〔明〕無名氏撰、程毅中點校
出版社 : 中華書局
定価 : 4,180 円
出版年 : 2016/04 月

明代の珍しい文言小説集で全18巻18部、収録された故事は183編に上る。聚奎楼刻本は万暦年間ごろに編まれたと見られるが、未だ書目等に記録が見られず作者は分かっていない。しかし収録された故事は明代公案小説の亜種であり、明末社会の腐敗した側面を暴露する内容で社会史料としての価値もある。多くの作品がすでに文言小説や白話小説に改編され、人々に知られており、古体小説の通俗化における一種典型的な例と言えよう。著者は国内所蔵の明刻本と日本名古屋市蓬左文庫収蔵の明聚奎楼刻本の両方を参考とし、詳細な検討校正を加え、これまできちんとした目録がなかった明代小説集を整った形でまとめている。その出版は中国文学史研究とりわけ中国小説史において有益で、同時に明代思想史と社会史を研究する上で多くの新鮮な材料を提供している。

《輪廻醒世 /古體小說叢刊》书中故事分十八部,每部一卷,按题材分类,近似类书的体例,按其标目分为:廉慈贪酷、嗣息配偶鳏寡孤独、慷慨悭吝、悲欢离合、侠豪卑污、贞淫、贵贱贫富、公平刻剥财成勤惰、救援盗拐、人伦顺逆、嫡妾继庶、施济吞谋、智愚寿夭、忠奸、矜骄承奉、屠杀生全、妖魔、伢行衙役。每一部中一般善恶对比,两类故事都有,用以说明善有善报、恶有恶报,福善祸淫,自作自受。全书偏重于惩恶,绝大多数故事以阎罗王判案作为关键,借用佛教徒因果报应、六道轮回的观念作解释,可谓“释氏辅教之书”(鲁迅《中国小说史略》第六篇)的后继者,但它只借用了佛经中十殿阎王的传说,让阎罗王为人世的公案主持公道,宣扬的主要是传统的儒家道德。利用阎罗王或城隍神判断公案只是以神道设教的一种手段,实际上却是一种变相的公案小说。

本書是一部罕見的明代文言小説集,共18巻18部,收故事183篇。作者将国内所蔵明刻本与日本名古屋市蓬左文庫蔵明聚奎楼刻本加以配補,精心点校。竪排繁体字。





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