書名 : 呉子集釈:新編諸子集成続編
編著者 : 陳曦
出版社 : 中華書局
定価 : 2,530 円
出版年 : 2021/10 月
吳子集釋 /新編諸子集成續編
『呉子』は戦国時期から伝わる兵学典籍。戦国時期衛国の政治家・軍事家呉起の軍事理論と戦争思想を記載。今回、『続古逸叢書』所収の涵芬楼影印宋刊『武経七書』本を底本とし、宋元以来の施子美・劉寅・朱墉らの版本16種を参考にして校勘し、文献20余種を引用して注釈を加える。
「呉子」は戦国時代の兵法書で「孫子」と並び評される。著者は書中に出てくる呉起もしくはその門人かとされるが定かでない。本書は、「続古逸叢書」所収の涵芬楼影印宋刊「武経七書」(日本静嘉堂文庫蔵宋刻本を影印)の「呉子」を底本として本文を整理校勘し、施子美「七書講義」・劉寅「武経七書直解」等20種以上の文献より釈文を集めて点校する。
《吴子》是战国时期流传下来的一部兵学典籍,收录于《武经七书》,主要记载了战国时期卫国政治家、军事家吴起的军事理论和作战思想。《汉书·艺文志》著录为48篇,已佚。今本《吴子》共有六篇,为《图国》、《料敌》、《治兵》、《论将》、《应变》、《励士》。此次推出的《吴子集释》,在校勘方面,以《续古逸丛书》所收涵芬楼影印宋刊《武经七书》本为底本,同时参考了宋元以来施子美、刘寅、朱墉等十六个版本;在注释方面,参考了大量古今研究成果,征引的文献多达十余种,为研读此书提供了丰富材料。书末有三篇附录,分别为《史记·吴起列传》《吴子评述资料》《吴子师承问题考辨》,对了解吴子其人其书均有帮助。
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