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書籍詳細 [前のページへ戻る]



書名 : 十不二門指要鈔校釈(全2冊)中国仏教典籍選刊
編著者 : [宋]知礼撰/聶士全校釈
出版社 : 中華書局
定価 : 5,808 円
出版年 : 2021/06 月

十不二門指要鈔校釋 上、下 /中國佛教典籍選刊

「十不二門指要鈔」は宋代天台宗山家派の僧・知礼撰。唐・湛然「十不二門」に対する注釈書。「十不二門」(じっぷにもん)は、隋・智顗(天台宗開祖)の『法華玄義』に説かれた本迹の十妙を十の不二門によって解釈したもの。本書は「十不二門指要鈔」の校釈本。

唐代天台宗の大師湛然『十不二門』の注釈。源清・宗昱ら高僧の『十不二門』に対する別の解釈に反駁。華厳・禅宗の無明法性関係・法門漸頓などの仏学議題に関して提出された批判に回答する。今回、『永楽北蔵』を底本とし、『十不二門』原文を『指要鈔』と会合し、宋可度注本『十不二門指要鈔詳解』を対応する内容に補足し、案語を附す。『指要鈔』に注釈を附し、用語概念を解説、文意を説明。各段正文後に総釈を掲載。(繁体字縦組)

《十不二门指要钞》,二卷,宋代天台宗山家派大师知礼撰,为唐代湛然《十不二门》一文之注释。《十不二门》原为湛然《法华玄义释签》卷十四之一段文字,系论述《法华》本门十妙前所作之导论,后人录出该文,别行于世。《十不二门》号称难读,宋代天台学者对它的疏释多达七部,现存六部,其中《指要钞》尤以见地精粹著称。知礼通过本书,既批驳了源清、宗昱等高僧对《十不二门》的别解,又回应了华严、禅宗针对无明法性关系、法门渐顿等佛学议题提出的质难。《指要钞》不仅在天台教典中被奉作厘清宗义的典范之作,同时也被视为一部重要的中国哲学文献,体现了汉语思维的特质与深度。

《指要钞》原本钞文单行。此次整理,以《永乐北藏》为底本,将《十不二门》原文与《指要钞》会合,并将宋可度注本《十不二门指要钞详解》分别会入相应内容之下。下以案语,主要对《指要钞》进行注释,解说术语概念、疏通文意,每段正文后均有总释。另附录知礼生平材料及其他几种《十不二门》相关文献,包括唐道邃录出《十不二门义》、宋源清《法华十妙不二门示珠指》、宋宗昱《注法华本迹十不二门》、宋仁岳《十不二门文心解》、宋处谦《法华玄记十不二门显妙》、宋了然《十不二门枢要》,并附《述论》详述知礼生平及著述、《指要钞》思想及其在天台宗理论体系中的地位等。

目录
校释说明
十不二门指要钞
指要钞序 〔宋〕遵式
十不二门指要钞卷上
十不二门指要钞卷下
附录
十不二门义 〔唐〕道邃录出
法华十妙不二门示珠指 〔宋〕源清
注法华本迹十不二门 〔宋〕宗昱
十不二门文心解 〔宋〕仁岳
法华玄记十不二门显妙 〔宋〕处谦
十不二门枢要 〔宋〕了然
知礼生平资料
十不二门指要钞思想述论 聂士全






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