書名 : 陳独秀.その思想と生涯.1879-1942
編著者 : 佐藤公彦著
出版社 : 集広舎
定価 : 6,300 円
出版年 : 2019/08 月
五・四新文化運動の総帥、中国共産党の創設者─陳独秀、中国革命の悲劇の中心人物、その激動と挫折に満ちた「終身反対派」の人生の軌跡を描く大作。
一九二〇年八月中共誕生! ヨッフェ・スネーフリート共同提綱の孫文国民党との党内合作、そしてトロツキー・スターリン対立の暗い影を受ける中国革命─スターリンの「軛」こそ陳独秀の悲劇の根源だった。「ケッテラー碑」(翻訳)・中国トロツキー派人物伝・関連年表を付す。
目 次
序 章 一九四九年四月・太平洋上
第一章 胡適序言・陳独秀遺著『陳独秀の最後の見解(論文と書信)』
第二章 陳独秀の生涯、その概略
第三章 「胡適序言」──その翻訳と解説
第四章 陳独秀と胡適──「死友」と呼ぶ仲
第五章 「国共合作」方式下の「大革命」の敗北と陳独秀
第六章 中国トロツキー派の趨勢と陳独秀
第七章 陳独秀遺著『陳独秀の最後の見解(論文と書信)』──その翻訳と注・解説
付録一 陳独秀「ケッテラー(克林徳)碑」──翻訳と解説
付録二 陳独秀関連の人物および中国トロツキー派の主要人物
付録三 陳独秀関連年譜・中国革命と世界情勢年表
あとがき
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