書名 : 【負の世界記憶遺産】文革受難死者850人の記録
編著者 : 王友琴・小林一美・佐々木惠子・劉燕子・麻生晴一郎
出版社 : 集広舎
定価 : 5,950 円
出版年 : 2019/07 月
死の事実と生の記憶さえも闇に葬られるのか?
毛沢東時代と変わらぬ政治体制下の中国、
忘却に抗して記録する文革犠牲者の「生・死」の記録!
目 次
第一部 毛沢東時代の政治運動における受難総論(王友琴)
第二部 文革受難死者八五〇人の略伝一覧表
第一表「文革受難死者六七一人略伝一覧表」(王友琴・小林一美)
第二表「文革受難死者――学者・知識人・著名人(死亡年別)一覧表」(佐々木惠子)
第三表「文革受難死者総索引一覧表」
第三部 論文特集「毛沢東社会主義の残酷な実態と理論的錯誤」
第一章 毛沢東・中国共産党の大学・学問・知識人弾圧(王友琴・小林一美)
第二章 反右派・大躍進運動期の『毛沢東の秘められた講話』を読む(小林一美)
第三章 四川省の農村で毛沢東時代の一七年間を生きた日本人の証言(小林一美)
第四章 労働改造所で死んだある老教授と、その家族の無惨(王友琴)
第五章 血をインクに転ずる惨痛(劉燕子)
第六章 わが父の、かくも長き受難の日々(謝宝瑜)
第七章 文化大革命が残したもの――道徳の高みからの強制(麻生晴一郎)
第八章 毛沢東の「社会主義・共産主義理論」に対する原理的批判(小林一美)
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