書名 : 目加田誠「北平日記」
編著者 : 九州大学中国文学会編
出版社 : 中国書店
定価 : 2,500 円
出版年 : 2019/06 月
中国文学研究の泰斗!
目加田誠の日記 発見
2012年夏、大野城市で始められていた目加田家蔵書の保存・整理作業中に8冊の糸綴じの小冊子が発見された。「北平日記」と楷書でタイトルが書かれた冊子は、家族にもその存在を秘密にしていた北京留学時期(1933年10月~1935年3月)の日記で、一流の学者・文化人との交流が克明に記されていた。
本書はその「北平日記」を翻刻し、詳細な注釈を施したものである。さらに、目加田家のアルバムから当時の写真や資料を配した。
* * *
目加田 誠(めかだ まこと)
1904~1994。山口県岩国市出身。九州大学名誉
教授。元早稲田大学教授。学士院会員。専門は
中国文学。その蔵書および研究ノート等の遺品
は、福岡県大野城市の「大野城心のふるさと館」
において「目加田文庫」として保存されている。
「平成」改元時、最終候補案となった「修文」
を提出したことでも知られる。
目 次
はじめに
凡例
第一巻(昭和八年十月十四日~同年十一月十九日)
第二巻(昭和八年十一月二十日~同年十二月十九日)
第三巻(昭和八年十二月二十日~昭和九年一月三十一日)
第四巻(昭和九年二月一日~同年三月三十一日)
第五巻(昭和九年四月一日~同年六月十九日)
第六巻(昭和九年六月二十日~同年九月三十日)
第七巻(昭和九年十月一日~同年十二月二十五日)
第八巻(昭和九年十二月二十六日~昭和十年三月四日)
跋 会いに行きたい留学の父 永嶋順子
父のこと 目加田懋
「北平日記」に出会って 東谷明子
関連年表
参考文献
北京市街図(付録)
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