書名 : 現存臺灣民報復刻(全8冊)
編著者 : 劉維瑛策劃執行
出版社 : 國立臺灣歴史博物館
定価 : 51,200 円
出版年 : 2018/11 月
「台湾民報」の全身「台湾青年」雑誌は、1920年東京で創刊された。1922年4月、雑誌名を「台湾」に変更し、台湾雑誌社株式会社が成立した。「台湾青年」と「台湾」は、日本語・中国語が半々で、中国語はほとんどが文言文だった。台湾雑誌社は、大衆化を目指し、白話文の新聞を刊行することとなった。「台湾民報」の誕生である。
1923年4月15日、「台湾民報」半月刊は東京で創刊。発行後、船で台湾に運ばれて販売された。雑誌「台湾」は1924年6月に停刊となるまで並行して発行された。停刊後、日本語の部分は「台湾民報」に合併となり、以後、日本語の文章が混じることとなる。
1923年9月、関東大震災によりしばらく休刊となったが、10月15日に復刊し、以後旬刊となる。1925年7月12日からは週刊となり、1927年7月22日(第166期)まで続き、第167期以降は台北での発行となった。
本書は、オリジナルの新聞から八分冊で復刻したもの。1923年創刊号から1927年第166期までを収録する。
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