書名 : 劉向本戰國策の文献学的研究―二劉校書研究序説
編著者 : 秋山陽一郎
出版社 : 朋友書店
定価 : 4,000 円
出版年 : 2018/07 月
戦国時代史研究の基本史料である《戰國策》。前漢末の劉向らの校書によりその書名と体裁が整えられた史料の旧貌はどのようなものであったのか。その原型を探り、劉向の校書の過程を明らかにすることで、《戰國策》を史料として利用する際の議論のたたき台を提供する。
目 次
序論
《戰國策》の史料的価値
劉向以前の《戰國策》の伝本
《戰國策》の資料的性格の問題
第一章 劉向校書以前における書物の通行形態
第二章 劉向新定本の特徴と編集基準
第三章 姚本戰國策考
第四章 劉向以前本戰國策への復元
第五章 「國別者八篇」考 劉向新定本《戰國策》の藍本
結論/あとがき/参考文献/英文目次/索引
|
|