書名 : 北京官話全編の研究―付影印・語彙索引(上中下)
編著者 : 内田慶市編
出版社 : 関西大学出版部
定価 : 23,000 円
出版年 : 2017/02 月
19世紀末に日本人の領事、深澤暹が編集した『北京官話全編』は、全378章からなり、『語言自邇集』（T.F.Wade)を凌ぐ北京語研究の極めて重要な資料である。今回、それを完全影印し、さらに、輪読会のメンバーによる研究論文および全語彙索引を付して三巻本として上梓するが、学界に裨益すること大である。
上巻 ISBN: 978-4-87354-644-5 定価 7,100円(本体)
はじめに
上巻（第一章～第五十章）
上巻（第五十一章～第一百章）
中巻（第一百一章～第一百五十章）
中巻（第一百五十一章～第二百章）
中巻 ISBN: 978-4-87354-658-2 定価 7,100円(本体)
下巻（第二百一章～第三百章）
下巻（第三百一章～三百七十八章）
下巻 ISBN: 978-4-87354-673-5 定価 8,800円(本体)
再び“您”に関わることがら(内田慶市)
『北京官話全編』における人称代詞(奥村佳代子)
『北京官話全編』における強調を示す補語表現について
―兼ねて“狠”から“很”への変化に関わる問題を論ず(佐藤晴彦)
類似表現に於ける『北京官話全編』と『児女英雄傳』の違いについて(渡部洋)
『北京官話全編』の語気詞体系(竹越孝)
『北京官話全編』に記述された児化語彙について(塩山正純)
『北京官話全編』言語の諸相(山田忠司)
『北京官話全編』の副詞(陳暁)
『北京官話全編』に於ける“Ｖ着”の用法に関して(稲垣智恵)
『北京官話全編』に見る文(節)末の振る舞い
－“VP+去(go)”形式の固定化と“去”の機能語化(西村英希)
《北京官话全编》方所时间介词及对象介词研究－以前一百章为例(齐灿)
由《北京官話全編總譯》看清末北京之社會風俗(余雅婷)
『北京官話全編』に見られる宗教意識(二ノ宮聡)
《北京官话全编》所涉及北京地名及店铺分类整理(齐灿)
『北京官話全編』全語彙索引(氷野善寛・齐灿)
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