書名 : 遼史(全5冊)点校本二十四史修訂本(平装)
編著者 : [元]脱脱等撰
出版社 : 中華書局
定価 : 10,500 円
出版年 : 2017/09 月
遼史 1-5(修訂本) /點校本二十四史修訂本
本書は、《点校本二十四史修訂本》の一つ。遼朝の200余年の歴史を記述した正史《遼史》の修訂点校本。今回の整理において、中華書局点校本(百納本を底本、乾隆殿本を通校本、南・北監本と道光殿本を参校本)を基に、明初内庭朱絲欄抄本と《永楽大典》引用本を通校本、《資治通鑑》《続資治通鑑長編》《三朝北盟会編》などの古籍及び高麗史料、石刻出土資料なども参校に標点、校勘記などを修訂し、底本などのカラー書影6枚を追加、前言、凡例、後記なども一新する。
907年に耶律阿保機が可汗に即位してから、1125年に遼朝が滅びるまでの200余年の歴史を記載。遼末に耶律大石が樹立した西遼についても言及。記事に遺漏があり、史実に多く誤りがある、あるいは文章が簡略に過ぎ、内容が多く重複するなどの問題があるが、遼朝の官修史書を淵源とし、遼朝の人物が遼朝の事を記した1次史料としてその価値は高い。今回、百衲本を底本とし、原内閣大庫所蔵明初内廷朱糸欄鈔本及び『永楽大典』残本で通校、南・北監本と乾隆殿本で参校。文淵閣『四庫全書』本と道光殿本の考証内容を参考吸収。(繁体字縦組)
元脱脱等奉敕撰修,是研究辽朝历史基本、重要的史料。 全书116卷,包括本纪30卷,志32卷,表8卷,列传45卷,《国语解》1卷,记载从耶律阿保机即可汗位至辽朝灭亡二百余年的历史,兼及辽末耶律大石所建西辽的史事。 《辽史》在“二十四史”中成书极速,问题也较多,整理难度较大。点校本《辽史》起初由冯家昇负责整理,后由陈述完成,于1974年出版。原点校本以百衲本为工作本,以乾隆殿本为通校本,参校南、北监本和道光殿本,又用《永乐大典》所引《辽史》全校一过,同时运用本校、他校方法,订正了不少错谬,成为一个比较完善的整理本。 本次修订,选择以百衲本为底本,以原内阁大库所藏明初内廷朱丝栏抄本、《永乐大典》引《辽史》为通校本,参校以明南、北监本及乾隆殿本,以版本校为基础,充分利用本校,重点利用五代、辽、宋、金、元、高丽文献等进行他校,非常注意运用出土文献参校,同时全面搜集和吸收已出重要考订和研究成果,严格遵循古籍整理规范,审慎去取,全书改动标点数百处,增补校勘记1000余条,删减原校勘记400条左右,保留的原校勘记700余条也多有充实和改写。可以说,修订本体现了当今《辽史》整理研究的新水平,达到《辽史》点校整理的新高度。
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