書名 : 「『春水』手稿と日中の文学交流―周作人、冰心、濱一衛」国際シンポジウム論文集(全3冊)
編著者 : 中里見敬、潘世聖編
出版社 : 九州大学言語文化研究院
定価 : 3,500 円
出版年 : 2018/02 月
第1冊 日本語論文編
第2冊 中国語論文編
『春水』所感―国際シンポジウム「『春水』手稿と日中の文学交流」に寄せて(萩野脩二)
基調講演
周作人と冰心―早期冰心女士と我が祖父の往来(周吉宜)
东亚同时代史视野下的中日文学(赵京华)
小詩運動の周辺―周作人と謝冰心(小川利康)
1930年代日本人学者の京劇観―濱一衛の京劇俳優評を中心にして(李莉薇)
学術シンポジウム
第1セッション「『春水』の新たな読み、および初期冰心の文学活動」
濱文庫発見の氷心手稿に因んで
―周作人と謝氷心との書簡往来、及びその地をめぐって(顧偉良)
謝冰心とタゴール―「春水」と“Stray Birds”(平石淑子)
陰影に富む哲理小詩―冰心『春水』再読(佐藤普美子)
女学生謝婉瑩から作家冰心女士へ(濱田麻矢)
周作人・許地山・謝冰心―燕京大学のつながりを通して(松岡純子)
第2セッション「冰心関係の新資料、および冰心と日本の交流」
ボイントン訳『春水』における注釈について(牧野格子)
謝冰心の佚文および手稿等の発見と戦後日本における謝冰心評価(岩﨑菜子)
冰心の講演録『中国文学をどう鑑賞するか』の原稿について(宮本めぐみ)
謝冰心と日本の女性作家との交流(虞萍)
ラウンドテーブルセッション「『春水』手稿と日中の文学交流―周作人、冰心、濱一衛」
『春水』手稿―95年の劇的な旅路の点と線(潘世聖)
『春水』手稿―畢生の贈り物(中里見敬)
論文参加
郭沫若「贈謝冰心」と顧一樵「潜廬」
―冰心をめぐる2首の旧詩を読む(岩佐昌暲)
周作人と明治大正期の日本児童学
―高島平三郎からの受容を手掛かりに(呉紅華)
周作人與四方太寫生文觀比較論(鳥谷まゆみ)
周豊一の許婚者・孫徳志―その死と音楽活動(西村正男)
濱一衛先生回想集
追想の濱一衛先生―疾風の新入学生時代をやり直したい(竹村則行)
濱一衛先生の学恩(阿部泰記)
濱一衛先生の思い出(森川登美江)
濱一衛先生との架空の対話(董上徳)
濱一衛先生の思い出―御息女へのインタビュー
附:周作人より濱一衛に贈られた書4点(中里見敬、田村容子、中塚亮)
第3冊 資料編
周作人・周豊一と濱一衛・濱ふみ書簡往来
濱一衛より周作人・周豊一宛書簡8通
周豊一より濱一衛、ふみ宛書簡7通
周作人、周丰一与滨一卫、滨芙弥往来书信
滨一卫致周作人、周丰一书信8件
周丰一致滨一卫、滨芙弥书信7件
濱文庫所蔵戯単紹介
1934年10月20日 北平・吉祥戯院 戯単
1935年 5月31日 奉天・共益舞台 戯単
1935年10月 5日 北平・第一舞台 戯単
1936年 2月16日 北平・華楽戯院
1936年 5月 6日 南潯・文全福 戯単
1936年 8月 2日 北京・華楽戯院 戯単
(田村容子、森平崇文、中里見敬、大野陽介、中塚亮)
滨文库所藏戏单简介
1934年10月20日 北平·吉祥戏院 戏单
1935年 5月31日 奉天·共益舞台 戏单
1935年10月 5日 北平·第一舞台 戏单
1936年 2月16日 北平·华乐戏院
1936年 5月 6日 南浔·文全福 戏单
1936年 8月 2日 北京·华乐戏院 戏单
(田村容子、森平崇文、中里见敬、大野阳介、中塚亮)
シンポジウム特別展示出品目録/特别展览出品目录
編集後記/编辑后记
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