書名 : 近代中華民国法制の構築―習慣調査・法典編纂と中国法学
編著者 : 西英昭
出版社 : 九州大学出版会
定価 : 6,800 円
出版年 : 2018/02 月
清末・民国期における近代法整備の過程。
中国法制史研究の一大空白地帯に迫る。
A5判 上製 404頁
領事裁判権の撤廃をめざし、近代法整備に向けての地道な努力が重
ねられた清末・中華民国期の中国̶̶そこで展開された習慣調査や法
典編纂準備過程の動向を、法典編纂を担った中国政府諸機関やこれ
に協力した日本人法律家たち、さらには中国法に関心を寄せていた欧
米の法律家たちの議論をも含めて、膨大な関連史料にもとづき可能な
限り詳細に跡づける。関係者の著作目録や関連資料リストも収録した、
中国近代法史ひいては日本近代法史研究に必携の書であると同時に、
改めて基礎研究の重要性についても問いかける画期的労作。
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