書名 : 安郷湯家崗:新石器時代遺址発掘報告(全2冊)
編著者 : 湖南省文物考古研究所
出版社 : 科学
定価 : 17,000 円
出版年 : 2013/11 月
湖南省常徳市安郷県湯家崗新石器時代遺迹への考古発掘調査により、約6,000年前の城壁の痕跡が発見された。大量の石器・白陶・彩陶の残片が出土され、この一帯は洞庭湖古文明の発祥地であったことが判明した。本書は、この考古発掘調査の学術報告集である。
本书介绍了湖南省文物考古研究所对安乡汤家岗新石器时代遗址调查发掘的情况。调查发现包括汤家岗文化及大溪文化时期遗址及墓葬。具有重要的价值。本书介绍了湖南省文物考古研究所对安乡汤家岗新石器时代遗址调查发掘的情况。调查发现包括汤家岗文化及大溪文化时期遗址及墓葬。具有重要的价值。
湯家崗遺跡は湖北洞庭湖地区の重要な新石器時代の遺跡で、全国重点文物保護単位となっている。遺址は三次の発掘が行われ、本書は第二、三次考古発掘資料をまとめたもの。
遺址は湯家崗文化と大渓文化の両時期の遺跡で、其の中湯家崗文化遺存(前5000~前4000)はこの遺址のもっとも重要な遺存で、本書はその聚落壕溝、墓地結構、文化内涵、文化関係、生態と経済等の問題を探究する。
大渓文化遺存(前4000~前3500年)と洞庭湖地区のそのほかの遺跡との差別はあまりなく、早期段階では湯家崗文化の特徴が表現され、二者の文化は継承されている。
近年に行われた湖南省常徳市安郷県湯家崗新石器時代遺迹への考古発掘調査により、約6,000年前の城壁の痕跡が発見され、大量の石器・白陶・彩陶の残片が出土され、この一帯は洞庭湖古文明の発祥地であったことが判明した。本書は、この考古発掘調査の学術報告集であり、章立ては下記の通り。
第一章、概述
第一節、背景資料及遺址概述:地理環境・歴史沿革・遺址概述・遺址保護状況
第二節、工作概述:田野工作・資料整理・報告編写
第二章、地層堆積
第一節、発掘経過
第二節、地層与分期:西一区地層堆積・西二区地層堆積・東区地層堆積・北区地層堆積・南区地層堆積・遺迹分期
第三章、第一期遺存
第一節、遺迹:壕溝・房址・灰坑
第二節、遺物:陶器特徴・器類及型式・遺物介紹
第三節、小結:分段・文化特徴・年代推測
第四章、第二期遺存
第一節、遺迹:房址・灰坑及灰溝
第二節、遺物:陶器特徴・器類及型式・遺物介紹
第三節、小結:分段・文化特徴・年代推測
第五章、墓葬
第一節、第一期墓葬:墓葬概述・随葬陶器及型式・墓葬介紹
第二節、第二期墓葬
第三節、小結:墓葬特点・墓葬分段・年代推測
第六章、討論
第一節、文化特徴及年代推測:湯家崗文化分段及特徴・大渓文化分段及特徴・年代推測
第二節、聚落壕溝与生態与経済:聚落壕溝・生態与経済
第三節、墓地討論:墓地結構・墓地演変・墓地反映的社会信息
第四節、白色陶器:基本特徴・主要功用・成文及産地・分布与伝播
第五節、関于湯家崗文化:文化命名及時空範疇・聚落特徴及文化内涵・文化淵源及与相関文化的関係・余論
附表
Abstract
後記
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