書名 : 台湾拓殖株式会社研究序説―国策会社の興亡
編著者 : 森田明・朝元照雄編訳
出版社 : 汲古書院
定価 : 7,500 円
出版年 : 2017/10 月
目 次
序 章 導論:台湾拓殖株式会社研究の回顧と展望………………………… 林 玉茹
国策会社・台拓の重要性
台拓研究の起因と成果
本書収録論文の重要性
台拓研究の新方向
第1章 台湾拓殖株式会社の設立過程…………………………………………梁 華璜
熱帯産業調査会会議の目的
台拓と熱帯産業
台拓の資本背景
台拓の使命
第2章 台湾拓殖株式会社珈案とその史料価値………………………………王 世慶
台湾拓殖株式会社の設立
台拓の組織と事業
台拓文書珈案の取扱と保存方法
台拓珈案の引継と整理経過
台拓珈案の史料価値と研究利用
第3章 台湾拓殖株式会社の土地投資と経営―総督府出資の社有地を中心に― ………王 世慶
総督府の台拓に対する土地投資
社有地の経営管理
社有地の土地収入における台拓営利上の重要性
光復後の社有土地の接管
第4章 戦時台湾拓殖株式会社広東支店におけるタングステン鉱石の収購活動(1939~1943年)……朱 徳蘭
タングステン鉱石の用途およびその密貿易の情況
台拓交易のタングステン鉱石の波瀾曲折
台拓の鉱石購買工員の失踪事件
台拓のタングステン鉱石収購の宣伝広告
第5章 台湾拓殖株式会社における海南島事業の研究…………………………鍾 淑敏
組織の仕組みと開発計画
台拓の海南島での事業経営概要
台拓の海南島の発展と局限
第6章 台湾拓殖株式会社の政商ネットワーク関係(1936~1945年)………朱 徳蘭
台拓の指導幹部と社交活動
台拓の寄付行為および寄付対象
国家権力による台拓への支援と支配の情況
初出論文/編訳者あとがき/著者略歴/編訳者略歴/人名索引/事項索引
コラム①名画「圓山附近」の中の歴史物語
コラム②東日本大震災と日台の絆
台湾拓殖㈱店所位置図/台湾拓殖㈱海外店所位置図
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