書名 : 江戸時代の呂氏春秋学山子学派と森鐡之助・新出注釈二種【解説と翻刻】
編著者 : 土屋紀義・佐々木研太
出版社 : 中国書店
定価 : 12,000 円
出版年 : 2017/06 月
これまで現存が確認されていなかった山子学派の『呂氏一適』と、近世末の忘れられた学者・森鐵之助の注釈を初めて翻刻。
この二種は、江戸時代における『呂氏春秋』注釈の中で質量ともに最も優れたものに数えることができ、中国思想史はもとより日本思想史にこそ重要である。『呂氏春秋』研究における意義を明らかにする解説を付す。
はじめに
解 説
第一章 日本における『呂氏春秋』の受容
第一節 『日本國見在書目録』以降、室町時代末までの記録
第二節 『呂氏春秋』明版の中国からの舶来
第三節 『呂氏春秋』の和刻本
第四節 江戸時代の『呂氏春秋』注釈書の概要
第二章 『呂氏一適』と森鐵之助の『呂氏春秋』注
第一節 片山兼山著とされている『呂氏一適』
第二節 森鐵之助の『呂氏春秋』注
翻 刻
『呂氏一適』 補『呂子考』抄
森鐵之助の『呂氏春秋』注釈
あとがき
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