書名 : 中国のマンガ<連環画>の世界
編著者 : 武田雅哉
出版社 : 平凡社
定価 : 3,500 円
出版年 : 2017/02 月
中国の多彩な図像学の系譜を受け継いで生まれた中国のマンガ〈連環画〉。ときにコミカルで愉快、ときに苛酷で恐ろしい、20世紀の中国社会をリアルに映す中国マンガ学を紹介。
〔目 次〕
はじめに
1 絵とともに語られるはなしの系譜
2 連環図画の誕生――中華民国(一九一二〜四九)
3 混乱から改良、そして隆盛――中華人民共和国建国初期(一九五〇〜六〇年代前半)
4 闘争する〈小人〉たち――文化大革命時期(一九六六〜七六)
5 いまひとたびのご奉公――文革終熄後(一九七〇年代末〜一九八五)
6 大河からせせらぎへ――連環画の衰退(一九八六〜二一世紀)
7 連環画のさまざまな〈顔〉――そして饒舌な〈口〉
8 日本の読者のための一章
あとがき
注/参考文献/図版出典
|
|