書名 : 赤壁と碧城-唐宋の文人と道教
編著者 : 砂山稔
出版社 : 汲古書院
定価 : 13,000 円
出版年 : 2016/11 月
第一部 唐代の文人と道教
序 章 道教研究の方法と課題
序章補遺 道教の信仰・霊験と俗講・変文―遊佐昇『唐代社会と道教』の行間を読む―
第一章 桃源・白雲と重玄・本際―王維と道教―
第二章 太清・太一と桃源・王母―杜甫と道教に関する俯瞰―
第三章 九幽経小攷―初唐における代表的救済経典―
第四章 三一と守一―『太平経』を巡る太玄派・重玄派と茅山派との関わりを包摂して―
第五章 道教の色彩学―中国宗教の非言語コミュニケーション―
第六章 仙女と仙媛―沈宋の文学と道教―
第七章 李白と唐代の道教―レトロとモダンの間―
第八章 李白女性観初探―共生と相思―
第九章 柳文初探―柳宗元と道教―
第十章 韓愈の死生観と道教―老荘・金丹・神仙・女性観―
第十一章 聖女・中元と錦瑟・碧城―李商隠と茅山派道教―
第二部 宋代の文人と道教
序 章 宋代道教と雲笈七籤
第一章 欧陽脩の青詞について―欧陽脩と道教思想―
第二章 曽鞏と麻姑信仰―麻姑に顔色を妬まるるに似たり―
第三章 王安石と道教―太一信仰との関わりを中心に―
第四章 蘇洵の水官詩について―蘇洵と道教―
第五章 玉皇大帝と宋代道教―蘇軾を中心として―
第六章 蘇轍と道教―「服茯苓賦」・『霊宝度人経』・「抱一」・「三清」を中心に―
第七章 斜川集を読む―蘇過と道教―
第八章 蘇符と蘇籀―道教をめぐる両蘇とその孫―
あとがき/索 引(人名・書名)
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