書名 : 台湾で上映された映画の研究1945-1949
編著者 : 川瀬健一編著
出版社 : 東洋思想研究所
定価 : 20,000 円
出版年 : 2016/11 月
本書の概要
題名 川瀬健一編著『台湾で上映された映画の研究 1945 (民国34)年~1949(民国38)年』
装幀 精装 B5
頁數 760頁
定価 2万円+税
推薦者
黄仁(映画研究者・金馬獎特別貢献獎受賞者)
文夏(国宝級歌手・金曲獎特別貢献獎受賞者)
内容
「台湾で上映された映画目録 1945 (民国34)年~1949 (民国38)年」と「台湾で上映された映画資料 1945 (民国34)年~1949 (民国38)年」及び、戦後5年間に台湾で上映された映画の概説、「台湾で上映された映画の研究1945 (民国34)年~1949 (民国38)年 解説」と「臺灣於戰後上映的電影1945 (民国34)年~1949 (民国38)年」を納めている。
「台湾で上映された映画目録」では、台湾で5年間に上映された時事映画(ニュース映画)・文化映画及び啓蒙宣伝映画・劇映画など約7500本を収録。また、「台湾で上映された映画資料」では、映画広告・チラシ等を含め250枚余りの図版を載せている。
戦後5年間の解説では、①「台湾において日本映画と日本語映画がどのような経過をたどったか」②「二・二八事件後、映画館は閉鎖されたと思われていたが、ほぼ映画が上映されていた。どのような映画が上映されたか」③「反共の姿勢を明確にしていた国民党下の台湾で、ソ連及び中国共産党の共産主義を宣伝する映画が多く上映されたこと」等を明らかにした。
本書の刊行によって、空白になっていた戦後の台湾映画史を補充する事が出来たと考えている。激動期の台湾、社会及び日本時代からの変遷なども知り得るのではないかと思う。
台湾で上映された映画の研究 1945 (民国34)年~1949 (民国38)年 目次
はじめに・・・・・・・ I
序文 黄仁・・・・・・Ⅴ
序文 黄仁(中文)・・Ⅸ
台湾で上映された映画目録
1945 (民国34)年~1949 (民国38)年・・・・・ⅩⅢ
凡 例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ⅩⅣ
1945(民国34)年・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
1946(民国35)年・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
1947(民国36)年・・・・・・・・・・・・・・・・ 84
1948(民国37)年・・・・・・・・・・・・・・・・172
1949(民国38)年・・・・・・・・・・・・・・・・298
台湾で上映された映画資料
1945 (民国34)年~1949 (民国38)年・・・・・495
1945(民国34)年・・・・・・・・・・・・・・・・497
1946(民国35)年・・・・・・・・・・・・・・・・501
1947(民国36)年・・・・・・・・・・・・・・・・530
1948(民国37)年・・・・・・・・・・・・・・・・576
1949(民国38)年・・・・・・・・・・・・・・・・634
台湾で上映された映画の研究
1945 (民国34)年~1949 (民国38)年 解説・・・・691
臺灣於戰後上映的電影
1945 (民國34)年~1949 (民國38)年・・・・・・717
あとがき・・・・・・・740
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