書名 : 元代衣食住行(挿図珍蔵本)
編著者 : 韓志遠
出版社 : 中華書局
定価 : 3,850 円
出版年 : 2016/01 月
本書の書名《元代衣食住行》からわかるように、本書の内容は、元代という歴史段階における人々の衣食住行を紹介したものである。
日常生活にあっては、衣食住行の重要性は、比べるものがないが、これまでの歴史家は、政治、経済、文化などの領域に多くの目を向け、日常生活についてはまったく目を向けていなかった。
元朝が、中国を統一し、南北の対立の局面を収束させ、各地区、各民族の間の密接な関係が開かれた。
このような歴史的背景のもと、元代の衣食住行は、その独特の風貌を備えている。
元代の衣食住行は、些細なことかもしれないがかえって、社会の各面を生き生きと映し出しており、そこに含まれている情報量は、その他のどんな専門分野の歴史にも見劣りすることはない。
カラー図版多数。
韩志远著的《元代衣食住行(插图珍藏本)》名为“元代衣食住行”,顾名思义,内容是介绍元代这一历史阶段人们的衣食住行。在日常生活中,衣食住行的重要性是无与伦比的。以往史家过多关注于政治、经济、文化等领域,而忽略须臾不离的日常生活。作为正史的《元史》,留给衣食住行的空间,少之又少。当时人又因为习以为常,熟视无睹,并不重视衣食住行的记述。因此,资料分散而匮乏是研究这一时期衣食住行的难点。元代又是中国历史上极为特殊和承前启后的重要时代。特殊是指与传统的汉族为主体建立的王朝不同,元朝是由蒙古族统治者建立的王朝。何谓承前启后的重要时代?元朝统一中国,结束长达近一个半世纪南北对峙的局面,开启了各地区、各民族之间的密切联系。尽管后来元朝退出历史舞台,但从此一个统一的中国,成为人们的共识。
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