書名 : 酉陽雑俎校箋(全4冊)
編著者 : (唐)段成式撰;許逸民校箋
出版社 : 中華書局
定価 : 11,000 円
出版年 : 2015/07 月
本書は、唐代の筆記小説集《酉陽雑俎》の最新校箋本。前集20巻、続集10巻を有する《酉陽雑俎》が志怪小説に分類されることは多いが、収録した筆記小説の題材は志怪小説の範疇をはるかに超え、自然現象、文籍典故、社会民情、地産資源、草木虫魚、方技医薬、仏家故事、中外文化、物産交流などの世間万象を網羅しているので、その史料価値も極めて高い。
本書は、明万暦三十六年(1608)李雲鵠刻本を底本に校勘(出処を明記、語義を解釈、関連典故を列挙)し、輯佚と書目著録、版本序跋、伝記資料も附す。
《酉陽雑俎》是一部上承六朝,下啓宋、明以及清初志怪小説的重要著作。前集二十巻,続集十巻,篇目包括忠志、礼異、玉格、壼史、境異、怪術、芸絶、器奇等三十余目,内容渉及仙、仏、鬼、怪、道、酒、夢、盗墓、預言、雷、喪葬、刺青、珍宝、宮廷秘聞、八卦談資、科技、民風、医葯、鉱産、生物、超自然現象、壁画、天文、地理等。在記叙志怪故事的同時,《酉陽雑俎》還為後人保存了唐朝大量的珍貴歴史資料、遺聞逸事和民間風情。竪排繁体字。
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