書名 : 閲蔵知津(全2冊):中国仏教典籍選刊
編著者 : [明]智旭撰/楊之峰点校
出版社 : 中華書局
定価 : 6,468 円
出版年 : 2015/03 月
閱藏知津 上、下 /中國佛教典籍選刊
『閲蔵知津』は、明代の高僧・智旭(1599~1655年)の撰で全48巻。大蔵経に収録されている仏教経籍1700部以上を「経蔵」「律蔵」「論蔵」「雑蔵」の4部分に分け、著録、解題をまとめている。本書は、唐代・智昇撰『開元釈教録』以降の仏典編目分類法を改め、さらに詳細な分類体系を確立している。また『開元釈教録』の単訳本・重訳本それぞれの排列方式を改め両者を1カ所にまとめ、さらに既存の解題目録である単部解題のやり方を改め、重訳本にも題解を施している。本書はその後の大蔵経に関する仏教経籍の編纂に大きな影響を及ぼしており、仏教目録学史において、その学術的価値は極めて高い。
明末清初の高僧智旭が編纂した大蔵経解題目録。仏典1725部を収録。唐・智昇撰『開元釈教録』以来の仏典編目分類方法を変更し、詳細で完備した分類体系を打ち立てた。今回、光緒十八年(1892)金陵経刻処刻本を底本として整理。索引(仏典、訳者・著者)。(繁体字縦組)
《閱智知津》是明代高僧智旭編纂的一部佛經目錄學著作。它首次改變了自唐代智升所撰《開元釋教錄》以來的佛典編目分類方法,建立更加詳備的分類體系;改變《開元釋教錄》單譯本、重譯本各自排列的編排方式,合單本、重本於一處,使一經不再分散各處;改變以往解題目錄單部解題的做法,對重譯本分組做題解。本書對於後來大藏經類的編纂發生了相當的影響,在佛教目錄學史上,佔有極重要的學術地位。本書自問世以來四百多年,久負盛名,當代的佛教徒都視本書為佛經入門導論。
本書四十八卷,共著錄、講解佛教經籍1700多部,把全藏分為經藏、律藏、論藏、雜藏四個部分。具體而言:(一)經藏,分為大乘經(按天臺宗五時判教的順序來分,即華嚴、方等、般若、法華、涅槃)976部,小乘經211部。(二)律藏,分為大乘律30部、小乘律61部,並附疑似雜偽篇。(三)論藏,分為大乘論與小乘論,前者又分釋經論71部、宗經論117部、諸論釋32部;後者共有47部,作者各有西土(印度等)、此方(中國)之別。(四)雜藏,計有西方(外道、疑偽經)48部與此土(懺儀、淨土、台宗、禪宗、賢首宗、慈恩宗、密宗、律宗、纂集、傳記、護法、音義、目錄、序贊、法事、應收入義)167部。另於卷首有總目錄四卷。
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