書名 : 獪園：稀見筆記叢刊
編著者 : [明]銭希言著;欒保群点校
出版社 : 文物
定価 : 4,400 円
出版年 : 2014/11 月
明代志怪小説の代表作。繁体字・縦組。
明代後期に成立した奇怪小説集『獪園』を収録する。全16巻に698篇の物語を収録しており、明・銭希言の撰、万暦年間に刻印された。口承で伝わったり、個人の筆記などに散見されていた妖怪や幽霊などの奇怪な物語で、多くは出典が明記されている。袁宏道、江盈科、李維楨、馮時可、王稚登、陳継儒、宋懋澄、銭允治、董其昌など、おもに銭希言と交流のあった人物、およそ130人が提供者として確認できる。『捜神記』に倣い、内容により仙幻・釈異・影響・報縁・冥迹・霊衹・淫祀・奇鬼・妖孽・瓖聞の十門に分けて収録されている。明朝末期の江南地方に伝わっていた物語が多いが、清代初期の志怪小説、とくに蒲松齢『聊斎志異』への影響は極めて大きい。繁体字竪排。
有明一代,志怪小说并不发达,一些怪异神鬼的故事传说只是散见於各种笔记中,不成系统。只是到了後期,才出现了专门的志怪小说,而以成书於万历年间的《稀见笔记丛刊：狯园》为其中巨帙,并可做为明代志怪小说的代表作。
本书共十六卷二十余万字,取例於干宝《搜神记》,分仙幻、释异、影响、报缘、冥迹、灵只、淫祀、奇鬼、妖孽、镶闻十门。所记虽多为晚明江南的故事传闻,但对清代初年志怪小说,特别是蒲松龄的《聊斋志异》影响颇大。
【目次】
第一 仙幻
画鶴叟
仙棗
壁上船
仙唾
枯樹遇仙
酒井
謫仙売卜
醉仙人
椰冠道人
一味丹
牡丹十三方
頂缸和尚
華仲達遇女仙
張叟遇仙
紫衣白馬人
鶴飛火中
仙薬
赤肚道士
韓秀才
画扇仙人
白玉蟾
張三豊
尹蓬頭
高神観道士
閻蓬頭
潘尚書遇仙
王省干遇仙丹
火中仙像
売筆人遇仙
落癭道人
焚薬
桃花道士
搗衣石
神仙魚服
絳箋帖
賭雷
卜築長春山
影娥川楼船鼓吹
大茅君張讌
第二 釈異
葫芦蔵世界
卸足道人
金水橋幻戯
掌心雷
吹雨
一茎草
字誤書草
玄壇神
……
稀见笔记丛刊(共18册), 这套丛书还有 《鬼董 夜航船》《狐媚丛谈》《集异新抄 高辛砚斋杂著》《箨廊琐记》《退庵随笔》 等 。
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