tel 092-271-3767
MAP 中国書店ホーム 小社出版物のご案内 書籍検索 新聞・雑誌 特選古書 特定商取引に関する法律に基づく表示 店舗のご紹介 お問い合わせ

書籍詳細 [前のページへ戻る]



書名 : 中国の反外国主義とナショナリズム
編著者 : 佐藤公彦
出版社 : 集広舎
定価 : 3,600 円
出版年 : 2015/04 月

現代日本の最大の躓きの石は「中国」であった。
−近現代の中国を突き動かした反外国主義とは?
−今なおキリスト教への弾圧が続く中国
−アヘン戦争後の反キリスト教運動、義和団事変、20世紀の排外運動、そして現代の「反日デモ」に通底する「中華民族」のナショナリズムの構造を解明。新たな中国近現代史像を描く。

■目次
序    近代中国の「反外国主義」とナショナリズム
第一章 アヘン戦争時の「反外国主義」とその抵抗
――林則徐と三元里「平英団」の「神話化」
第二章  太平天国の反乱と反キリスト教運動の勃興
第一節 太平軍の「反韃子主義」と江西・湖南の教案事件(南昌教案)
第二節 第二節 反キリスト教暴動の思想と感情

――儒教秩序に対する挑戦者、批判者として立ち現れた外国人宣教師
第二章 一八七〇年の天津教案 ―― 義和団事変への序曲

背景・事件・反応・フランスの動き・外交交渉・結果と賠償・訪仏謝罪・教会再建
第四章  中国分割と「反外国主義」の抵抗

  第一節 湖南省反太平儒教派の反キリスト教運動
    ――一八九一年の周漢の反教事件
   第二節 一九〇〇年の義和団(Boxers)と各地の抵抗運動

 ――湖南・膠州湾・旅順大連・広州湾・四川・湖南・民衆ナショナリズム――
第五章 辛亥革命をどう捉えるか
第一節 「反外国主義」の挫折と「大転換」

 ――対外恐怖症と高文化ナショナリズムの興起(南昌教案)
第三節 「反韃子」・「反外国主義」としての「辛亥革命」
――四川保路運動と辛亥革命の性格について

第六章 国民革命期の「反外国主義」
――反キリスト教運動と一九二七年の南京事件(New Boxers)
アメリカプロテスタントの中国布教とSVM・教育権回収運動・国民革命と教
会・南京事件

第七章 人民共和国の「反外国主義」
――朝鮮戦争の勃発と国内キリスト教の弾圧
あとがき 文献一覧

     索引(事項・人名ともに五十音順)





中国書店ホーム 小社出版物のご案内 書籍検索 新聞・雑誌 冬期セール 特定商取引に関する法律に基づく表示 店舗のご紹介 お問い合わせ
Copyright(C) 2000 All Right Reserved By 中国書店 TM
〒812-0035 福岡市博多区中呉服町5-23  TEL 092-271-3767  FAX 092-272-2946