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書名 : 太玄校釈:新編諸子集成続編
編著者 : (漢)揚雄撰;鄭万耕校釈
出版社 : 中華書局
定価 : 2,970 円
出版年 : 2014/11 月

太玄校釋 /新編諸子集成續編

『太玄』は前漢・揚雄が『周易』に擬して記したもので、占筮の書であると同時に、当時の自然科学に対する認識を基礎として、森羅万象を包括する世界観を確立した書でもある。今回、範望、司馬光、葉子奇ら前人の注釈をもとに校釈を行い、揚雄が用いた方言、異体字についても整理と解説を加えている。『太玄』に見いだされる天文学に関する知識について説明を補足するなど、極めて難解とされる『太玄』を、読み理解できる校釈本となっている。「新編諸子集成続編」シリーズの一点。

■編著者紹介
揚雄(前53~18年)、字は子雲、蜀都・成都の人。中国前漢末期を代表する重要な思想家、文学家である。若い頃は賦の創作に親しんだが、その後は天文学を愛好するようになり、「難盖天八事」を記す。また各地域間の言語上の違いに着目した研究を行い、『方言』を記した。最も重要な著作とされるのが『太玄経』および『法言』であり、『法言』は『論語』に、『太玄経』は『周易』にそれぞれ擬して書かれた。『周易』は難解とされるが『太玄経』はさらに難解であり、『周易』の「象・辞」と当時の天文学の知識を融合し、さらに異体字を好んで用いていることなどが理由とされる。

扬雄是西汉末期的重要思想家。早期写过一些赋,后来爱好天文学,写过“难盖天八事”。又研究各地区语言的差异,著《方言》一书。最主要的著作是《太玄经》和《法言》。《法言》模仿《论语》,《太玄经》模仿《周易》。《周易》难解,《太玄经》更难懂。它有《周易》的象、辞,再融进当时天文学的成果,并好用奇字。这就使《太玄经》变得极为难读。

《太玄校释》是对汉代学者扬雄《太玄》一书所作的校释。是“新编诸子集成续编”的一种。





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