書名 : ラスト・バタリオン―蒋介石と日本軍人たち
編著者 : 野嶋剛
出版社 : 講談社
定価 : 2,500 円
出版年 : 2014/04 月
彼らは何のために海を渡り、戦ったのか?
蒋介石の「以徳報怨」演説に感激し、「反共」の大義を奉じた旧帝国
軍人たち。「大陸反攻」の実現のため彼らを頼った総統。双方の内面
はいかなるものだったのか……。
公開が始まった『蒋介石日記』をはじめ、台湾・アメリカ・日本に散在
する膨大な資料を渉猟。関係者への緻密な取材から政治家・蒋介石
の人間像と日本人軍事顧問団「白団」の活動の実態が浮かび上がる。
目 次
プロローグ 病床の元陸軍参謀
第一章 蒋介石とは何者か?
第二章 岡村寧次はなぜ無罪だったのか
第三章 白団の黒子たち
第四章 富田直亮と根本博
第五章 彼らの成しとげたこと
第六章 戸梶金次郎が見た白団
第七章 秘密の軍事資料
第八章 白団とはなんだったのか
エピローグ 温泉路一四四号
あとがき
主要参考図書
巻末資料
関連年表
人名索引
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