書名 : 中国における報道の自由―その展開と命運
編著者 : 孫旭培著高井潔司ほか訳
出版社 : 桜美林大学北東アジア総合研究所
定価 : 3,333 円
出版年 : 2013/07 月
(北東アジア研究叢書)
孫旭培 著
高井潔司・西茹・及川淳子・魯諍・雷紫雯 訳
A5判・並製 406頁 定価 3,500円(税込)
学界でもタブーの「報道の自由」に、中国の碩学が挑戦。
メディア研究の視点から中国政治の病理を剔出し、
民主化実現の道を切り開く。
目 次
序 言
第1章 世界の報道思想史における2つの思想
第2章 近代の中国の報道の自由
第3章 建国前の中国共産党の報道の自由に対する追求と変化
第4章 言論、出版の自由を棚上げした時期
第5章 毛沢東の党性報道理論と中国の政治コミュニケーション構造
第6章 反右派闘争―メディアは社会のすべてを「陽謀」に
第7章 大躍進運動―長期にわたる一面的コミュニケーション
第8章 文化大革命―報道法規と道徳に対するメディアの違背が極限に
第9章 市場経済下における報道の自由への呼びかけ
第10章 公民の言論の自由と党性原則との矛盾
第11章 報道の自由、世論監督と社会安定との矛盾
第12章 社会主義の条件に基づく報道の自由に関するいくつかの理論問題
第13章 社会主義における報道法の立法及びその難点に関する検討
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