書名 : 全浙詩話(全3冊):越地文献叢刊
編著者 : (清)陶元藻編;兪志慧点校
出版社 : 中華書局
定価 : 13,000 円
出版年 : 2013/03 月
越地文獻叢刊︰全浙詩話(上中下)精装
清代中期の紹興出身の学者陶元藻(1716-1801)が17年をかけて編纂した《全浙詩話》は、700余種の史部・集部典籍や山経・地志などの志書から集めた春秋時期から清康熙年代にわたる浙江出身の詩人や文人1,900余人の詩話作品に綿密な考証を加え、著者別により収録する。著者の略歴、詩話創作の背景及びその文学的価値なども紹介されており、考証部分の浙江の歴史・地理・風習・掌故などは資料価値が高いため、「呉越騒壇之大観」と評価されている。本書は、《全浙詩話》の点校本。
《全浙詩話》五十四巻,是清中期浙江紹興学者陶元藻積十七年之功所編成,其中収春秋至清乾隆時期已故浙江詩人一千九百余人。該書輯録史部、集部中的詩話材料,旁及山経、地志,全書共引用著作七百余種,在地域詩話匯編中篇幅最巨。清代学者畢沅評価此書為“呉越騒壇之大観”。該書以人立目,名下先作小伝,継而采摭有関各家詩話,或一条,或十数条,間有陶氏本人及朱文藻、宗聖垣按語,其中於詩人行状和両浙歴史、地理、風俗、掌故等多所弁析与考訂,頗見其敬恭桑梓、掲揚文献之義。所以説,《全浙詩話》不僅在詩話匯編之体中有著重要的地位,対研究文学史、浙江地方文化,也是一部重要的文献。
越地文献丛刊(共3册), 这套丛书还有 《中峰集》《陶望龄集》 。
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