書名 : 高麗大蔵経初刻本輯刊.全81冊(域外漢籍珍本文庫)
編著者 : 《域外漢籍珍本文庫》編纂出版委員会
出版社 : 西南師範大学
定価 : 682,000 円
出版年 : 2012/11 月
宋太祖開宝4年(971年)から13年間をかけ、刊刻された最古の漢文大蔵経である《開宝蔵》が朝鮮に伝わったのは、11世紀の初頭であり、高麗王朝顕宗の諭旨により《高麗大蔵経》が復刻された。その後、高麗高宗19年(1232年)の戦火に巻き込まれ、《高麗大蔵経》の経版は消失したが、高宗23年(1236年)に再度印本による復刻が始まり、高宗38年(1251年)に完成した。《高麗大蔵経》は、639函で「千字文」の「天」から「洞」までの順に1,624部、6,558卷の経典を収録しており、《趙城蔵》、《磧沙蔵》とともに、戦乱に消えた《開宝蔵》の本来の面目を窺うことのできる早期の漢文大蔵経であり、文献的価値が極めて高い。本書は、現存する2,700巻の《高麗大蔵経》の殆どを収録しており、《大蔵経》研究に貴重な資料を提供する。
初刻本大蔵経是高麗朝時期(相当於中国北宋時期)的仏教版刻経典。高麗朝顕宗二年(公元1011年),為抵抗契丹軍的入侵,顕宗発大誓願刻造大蔵経。此時所刻大蔵経版本即初刻本《高麗大蔵経》初雕部分。初刻始於顕宗(公元1010至1031年在位)時期,完成於文宗(公元1047至1082年在位)時期。其後四十余年,高麗義天又増補了一千多巻,這是初刻本《高麗大蔵経》的続雕部分。初刻大蔵経板片在蒙古軍入侵時期被焼毀殆尽,而保存下来的大蔵経也不足三分之一,十分珍貴。我国最早的大蔵経宋代開宝蔵存世稀少,初刻本《高麗大蔵経》是宋代《開宝蔵》的倣刻本,保存了《開宝蔵》的旧貌,文献版本価値極高。現存初刻本《高麗大蔵経》共二千七百巻,此次捜輯二千多巻,為海内外最全初刻本匯集。初刻本《高麗大蔵経属》巻蔵本,紙墨精好,歴経千年,仍色沢不褪,栩栩如生。原図影印,字大清晰,便於閲読。《御制秘蔵詮》各巻中所見的五六種版画与賦歌,就属於長幅挿画之難得一見的精品,属稀世珍本,只有在初刻《高麗大蔵経》中才有。
目录
第一冊
漢籍之路——《域外漢籍珍本文庫》序言&柳斌傑
初刻本高麗大藏經的存佚與價值
大般若波羅蜜多經 唐玄奘譯
摩訶般若波羅蜜經 姚秦鸠摩羅什譯
光讚經 西晉竺法護譯
道行般若經 後漢支婁迦讖譯
第二冊
勝天王般若波羅蜜經 陳月婆首那譯
佛說濡首菩薩熱上清淨分衛經 劉宋翔公譯
金剛般若波羅蜜經 姚秦鸠摩羅什譯
金剛般若波羅蜜經 陳真諦譯
能斷金剛般若波羅蜜多經 唐玄奘譯
佛說仁王般若波羅蜜經 姚秦鸠摩羅什譯
大寶積經 唐菩提流志譯
第三冊
佛說無量清淨平等覺經 後漢支婁迦讖譯
大方等大集經 北凉曇無讖譯
第四册
大方等大集經(二) 北凉曇無讖譯
大方廣十輸經 失譯
大乘大集經 隋那連提耶舍譯
虛空藏菩薩經 姚秦佛陀耶舍譯
虛空藏菩薩神咒經 劉宋曇摩蜜多譯
颧虛空藏菩薩經 劉宋曇摩密多譯
……
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第八十一册
高麗國新雕大藏校正別錄 高麗守其撰
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