書名 : 元好問文編年校注(全3冊):中国古典文学基本叢書
編著者 : (金)元好問著、狄宝心校注
出版社 : 中華書局
定価 : 13,068 円
出版年 : 2021/09 月
元好問文編年校注 上、中、下 /中國古典文學基本叢書
元好問(1190-1257)は、金という異民族の王朝の偉大な文学家であり、「沉郁悲凉」の風格を有するその詩作は、金元文学の最高峰と位置付けられ、その「論詩絶句」30首は、中国文学批評史上において高い地位を占め、その散文作品も唐宋八大家の風格を受け継ぎ、「清新雄健」と高く評価されている。本書は、編年体の形式で元好問のすべての散文作品に校勘・標点・注釈を加えて収録する。2010年、中華書局により刊行された《元好問詩編年校注》の姉妹編。ともに《中国古典文学叢書》シリーズの構成部分。
『四部叢刊』影印の明弘治十一年李瀚刊本を底本として校勘。李本未収の後補の文は『元文類』『金文最』『元好問全集』などを参校。人物・職官・事件・地名・典故・難解語句に注釈を附し、現存文の制作年を考定、時間順に配列する。附:篇名索引(拼音順)など。(繁体字縦組)
元好问字裕之,号遗山,秀容(今山西省忻州市)人。系出鲜卑族拓跋氏,唐代诗人元结是其先祖。曾祖元春于北宋末年迁忻。生父元德明、兄长元好古皆有诗名。嗣父元格曾任山东掖县、河北冀县、山西陵川、甘肃陇城等地县令,在陇城兼任凤翔府路第九处正将,亦能诗。
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