書名 : 罪惟録(全8冊):浙江文叢
編著者 : (清)査継佐
出版社 : 浙江古籍
定価 : 40,000 円
出版年 : 2012/04 月
罪惟録 1-8 /浙江文叢
〔清〕查繼佐
『罪惟録』(元来の書名は『明書』)は、明末清初の史学家査継佐(1601-1676)により編纂された明代の史事を記述する紀伝体史書である。弘光・隆武・永暦など南明の皇帝の「行状」や明末農民大蜂起に関する様々な史実が詳細に記述されているのは、『明史』などの正史と異なる『罪惟録』の特徴である。清政権を非難する内容が随所見られるため、清王朝が滅びるまで、『罪惟録』の原稿は、査継佐の子孫が厳重に隠し、刊行されることはなかった。1931年、史学家張宗祥が、辛亥革命後、呉興劉氏嘉業堂に収蔵されることになった『罪惟録』の原稿に基づき、編纂した『罪惟録』校補本102巻は、「帝紀」22巻・「志」32巻・「列伝」36巻などから成る『罪惟録』の最初の版本であり、1936年、商務印書館の『四部叢刊・三編』にも収録された。1986年、浙江古籍出版社により刊行された『罪惟録』は、『四部叢刊・三編』版『罪惟録』に校勘・補遺・標点を加える『罪惟録』の初の校点本である。本書は、その影印版であり、一部の修正も行われた。『浙江文叢』シリーズの1点。
这是一个王朝的余音,这是一个书生的抵抗。崇祯十七年,甲申之变,明朝大势已去。这一年,一个书生举起了笔。此后经年,江山易色,生灵涂炭。国破家亡,而史不可亡,铁笔如椽,汗青心祭,洋洋百卷,有明二百余年数千人物是非功过,怆然笔底。
《罪惟录》,原名《明书》,为明代史事纪传体史 书。《罪惟录》的史料,有作者亲历者,有耳闻于当事人者,亦有采自庄廷鑨《明书》以及明纂国史和实录者,多有清廷官修正史所未录者,于史迹人物,亦有品评臧否,可谓存心之作。
该书写成后,即复壁深藏,秘不示人,冀以免祸。原 稿涂抹殆遍,不可卒读。辛亥革命后,始见于世,藏于吴兴刘氏嘉业堂。1931年,张宗祥借得嘉业堂所藏原稿加以校补,原稿《帝纪》二十二卷,《志》三十二卷,《列传》三十六卷,重新厘定后共一百零二卷。1936年,商务印书馆据该藏本影印出版,收于《四部丛刊》三编中。
浙江古籍出版社于1986年将《罪惟录》点校排印出版,在四部丛刊影印本的基础上又补校了一些内容,并对原书的个别错简进行了修正。本次出版,以本社原有排印本影印,并修正若干文字错漏。
《罪惟録》,原名《明書》,為明代史事紀伝体史書。査継佐於崇禎十七年始修明史,易稿数十次,歴二十九年方成。《罪惟録》的史料,有作者親歴者,有耳聞於当事人者,亦有采自庄廷鑨《明書》以及明纂国史和実録者。国破家亡,而史不可亡,鉄筆如椽,汗青心祭,洋洋百巻,有明二百余年数千人物是非功過,愴然筆底,可謂一部明代歴史煌煌巨作,一代遺民故国悠悠之思。 該書写成後,即復壁深蔵,秘不示人,冀以免禍。原稿塗抹殆遍,不可卒読。辛亥革命後,始見於世,蔵於呉興劉氏嘉業堂。1931年,張宗祥借得嘉業堂所蔵原稿加以校補,《帝紀》二十二巻,《志》三十二巻,《列伝》三十六巻,重新厘定共一百零二巻。浙江古籍出版社於1986年将《罪惟録》点校排印出版,在四部叢刊影印本的基礎上又補校了一些内容,并対原書的個別錯簡進行了修正。本次出版,以本社原有排印本影印,并修正若干文字錯漏。
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