書名 : 清代起居注冊・康熙朝(全54冊)
編著者 : 〔清〕庫勒納等、奉敕撰
出版社 : 中華書局
定価 : 660,000 円
出版年 : 2009/10 月
清代起居注册·康熙朝 北京所藏1-32、臺北所藏1-22 精装
康煕起居注は、康煕10年(1671年)9月から康煕57年(1727年)3月に至る康煕皇帝の毎日の言行や朝政大事をそれぞれ満文と漢文で記述し、毎月1冊或いは2冊のペースで編纂された合計1,000余冊の宮廷文書であり、その内容は、御門聴政、懋勤殿進講、太皇太后や皇太后への挨拶などの政務活動及び康熙帝の諭旨、大臣の題奏、官員の引見と除授など二部分から成る。康熙帝の御門聴政・奏折の処理・大臣との政務討論・上級官吏の陛辞請訓・欽差官員の報告の聴取・経筵日講の君臣の対話・秋審や朝審の決定・少数民族王侯の接待の具体的な過程及び康煕帝の出巡時の起居行止などについての記録は、ほかの歴史文献に記載されていないため、史料価値が極めて高い。本《康煕起居注冊》は、中華書局と台湾聯経出版社の共同で出版され、全54冊のうち、中華が32冊、聯経が22冊を担当して刊行する。これまで、中国第一歴史档案館・国家図書館・台北故宮博物院に分散して収蔵されていた康煕起居注をまとめて影印収録し刊行することは、康煕及び清史研究に貴重な一次史料を提供することになる。
起居注,亦称起居注册,是我国古代一种专门记载帝王言行的册籍。
清代起居注起自康熙十年(1671),至宣统二年(1911)止,其中除康熙五十七年至六十一年曾中止外,其他各朝皆记注未辍。据《大清会典》所载,凡皇帝从事各项政务活动,起居注官均得轮流在场侍值。清代负责记载并撰写起居注册的官员,均属天子近臣。每日所记,均由当值之起居注官签署姓名于后,按月成册。一般是例为上年之事,于次年编定,并由编撰官作跋于后,然后每隔一页于骑缝处加盖翰林院印信,送交内阁储藏。由此可见,起居注册与一般官修书不同,它具有档案属性,被视作内廷秘籍,藏诸内阁大库。不仅非有关官员不得阅看,甚至在名义上,连皇帝本人都不得索阅。
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