書名 : 皇明留台奏議(全4冊)
編著者 : 縮微中心編
出版社 : 縮微中心
定価 : 64,000 円
出版年 : 2011/05 月
明建文4年(1402)、燕王朱棣が「靖難之役」の勝利を収めた後、明の都城は
南京から北京に移された。しかし、南京は依然として「留台」という都の地
位や相応する官庁を保留し、その後の明の政治・経済・軍事・社会などに大
きな役割を果たした。明万暦年間の南京太僕寺卿朱吾弼及び南京御史李雲
鵠、蕭如松、孫居相等により編纂された《皇明留台奏議》は、君道・修省・
好尚・儲貳・宗藩・厘正・臣職・国紀・時政・用人・援直・民隠・財儲・礦
税・兵防・漕河・爵諡・挙劾・近幸・権奸など20の「門」に分け、正徳から
万暦までの南京御史の奏疏を収録する。これらの奏疏の内容は、正史に記載
さていない史事が多く含まれており、史料価値が高い。本書は、《皇明留台
奏議》の完全影印本。
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