書名 : 余懐全集（全2冊）
編著者 : 〔清〕余怀撰、李金堂编撰
出版社 : 上海古籍
定価 : 4,400 円
出版年 : 2011/06 月
余懐（1616-1696）は、明末清初の著名な文学者であり、一世を風靡した余懐の筆記小説《板橋雑記》は、中国古代文学史上においても無視できない存在である。しかし、余懐の作品は、殆ど抄本や稿本であるため、研究に不便をもたらしている。本書は、「詩集」（《甲申集》《楓江酒船詩》《五湖游稿》《咏懐古跡》《平原吟稿》《戊申看花詩》《味外軒詩輯》など）、「詞集」（《玉琴斎詞》《秋雪詞》など）、「文集」（序跋・批語・尺牘など）、「雑著」（《三呉遊覧志》《板橋雑記》《余子説史》《東山談苑》《四蓮花斎雑録》《宮閨小名後録》《茶史補》《硯林》など）の4つの部分に分け、網羅的に余懐の著述を収録しており、余懐研究に利便を提供する。
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