書名 : 魏書(全8冊)点校本二十四史修訂本(平装)
編著者 : [北斉]魏收撰/唐長孺等点校/何徳章等修訂
出版社 : 中華書局
定価 : 19,000 円
出版年 : 2018/08 月
魏書 1-8(修訂本) /點校本二十四史修訂本
1970年代に刊行された唐長孺点校本『魏書』は、各種版本を比較し、『太平御覧』『冊府元亀』『資治通鑑』『金石萃編』『八瓊室金石補正』等によって傍証引用を行い、その是非を検討した。引用の豊富さや校勘の緻密さ、考証や標点の正確さは、今でも随一とされている。今回修訂にあたり、新たに出土した墓誌資料や最新の研究成果を踏まえ、同じく百衲本を底本とし、三朝本・南監本・北監本・殿本を通校本、さらに汲古閣本等を参校本として校勘を施す。誤りの修正と、新たな基準に沿った調整に重点が置かれており、旧版の校勘記約90項目を削除し、約1400項目を追加、約450項目を修正、全体でみると旧版1993項目に対し、修訂版の校勘記は計3306項目に増加している。
北魏及び東魏息の歴史を記録。本紀12巻・列伝98巻・志20巻の全130巻。点校本は1974年初版。校勘記は約2000条に及ぶ。今回、百衲本二十四史影印北平図書館、江安傅氏双鑑楼、呉興劉氏嘉業堂及び上海涵芬楼蔵南宋刻宋元明遞修本を底本、中華再造善本影印中国国家図書館蔵南宋刻宋元明遞修本、明万暦南京国子監本、明万暦北京国子監刻・清康熙補刻本、清乾隆四年武英殿本を通校本、明崇禎九年毛氏汲古閣本、清同治十一年金陵書局本を参校本として修訂。(繁体字縦組)
《魏書》是一部記録北魏一朝的断代紀伝体史書,作者魏収。全書分本紀十二篇,凡十二巻;列伝九十二篇,凡九十八巻;志十篇,凡二十巻。其中包含一些子巻,総数為一百三十巻,不計子巻為一百一十四巻。
全書完成於北斉天保初年,捜羅史料翔実豊富,是研究北朝史的基本史料。《魏書》成書後,漸有散佚,至北宋時期,全闕者二十七巻,不全者三巻。魏収之後,学者利用《北史》和《高氏小史》補残欠巻次。
上世紀七十年代,唐長孺先生点校《魏書》,以現存各種不同版本進行対校,同時広泛利用《太平御覧》、《冊府元亀》、《資治通鑑》、《金石萃編》、《八瓊室金石補正》等書,旁征博引,考定是非。引書之富、校勘之細、考証之精和標点之准,首屈一指,広受推崇。
本次修訂以百衲本為底本,以三朝本、南監本、北監本、殿本為通校本,以汲古閣本、局本為参校本,謹慎吸収了新出土的墓志材料和最新的研究成果,厳格遵循古籍整理規範,審慎去取。《魏書》点校本原有校勘記1993条,修訂本校勘記増加到了3306条。其中,刪去旧校90余条,新増校記1400余条,改写旧校450余条,沿用旧校(含依体例改動)1450余条。新増校記相当於原有校記的七成。原点校本分段、標点成就卓著,此次修訂主要針対原先的錯誤或新規定要求作了必要的調整。可以説《魏書》修訂本是在原点校本基礎上的全新昇級本,也是当代最好的《魏書》修理本。
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